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【気象】天気予報 〔語彙分解〕weather report : [weather][report] ・weather : 1.外気で変色する, 色あせる, 風化する, 2.外気の影響を受けない, 外気に耐える, 3.(海)風上の, 風上に向かった, 4.【気象】天候, 天気, 気候, 風雨, 浮き沈み, 切り抜ける ・report : 出頭する, の記事を書く, 報告(する), 成績通知表, うわさ, 世評, 名声, 評判, を報告する, を伝える, を記録する, 言い付ける
ウェザー・リポート (Weather Report) は、マイルス・デイヴィス・グループに在籍していた ウェイン・ショーターと、マイルスの2枚のアルバムにエレクトリック・サウンド導入で貢献したジョー・ザヴィヌルの2人が中心になり、1971年に結成されたエレクトリック系サウンドをメインとしたアメリカのジャズ・フュージョン・グループ。 == 概略 == === 結成まで === ジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターは1959年のメイナード・ファーガソン・ビッグ・バンドに2人とも在籍していた事があり、その後ジョー・ザヴィヌルはキャノンボール・アダレイのグループに加入した。ウェイン・ショーターは第2期マイルス・デイヴィス・クインテットに加し、1963年から1970年までマイルス・デイヴィス・グループに在籍、アコースティック・サウンド時代からエレクトリック・サウンド時代まで関与していた。一方のジョー・ザヴィヌルは1969年のアルバム『イン・ア・サイレント・ウェイ』で、マイルスがジャズに初めてエレクトリック・サウンドを導入した作品に「イン・ア・サイレント・ウェイ」という曲提供及びオルガン奏者で参加し、1970年のアルバム『ビッチェズ・ブリュー』では「ファラオズ・ダンス」という曲提供及びエレクトリック・ピアノでチック・コリアと共に参加するなど、ジャズに対して積極的にエレクトリック・サウンドが導入され始めた時期に、新しいジャズ・サウンドの構築などで貢献し、その時期にウェイン・ショーターとスタジオで再会する事になった。 その2人が1971年に自分らのグループを結成する運びとなり、ドラマーに アルフォンス・ムーゾン、パーカッショニストにアイアート・モレイラと Dom Um Romão、ベーシストに ミロスラフ・ビトウス を迎えて結成された。初期の作品はマイルス・デイヴィスの『ビッチェズ・ブリュー』の延長線上にあり、それを意識したサウンドになっていた。デビュー・アルバムの『ウェザー・リポート』はアコースティック・ベースと生楽器が主体でシンセサイザーはまだ使用せず、後の作品に比べるとソフトなサウンドが聴ける作品で、ダウン・ビート誌では1971年の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」の栄誉を与えられるなど、注目を集めた作品になっていた。セカンド・アルバムの『アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック』からはシンセサイザやサウンド・エフェクト類が多用されるようになった。そして、このアルバムの一部分には日本公演時のライブ演奏テイクが使われていて、後に2枚組の『ライヴ・イン・トーキョー』としても日本公演時の音源は発売される事となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウェザー・リポート」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Weather Report 」があります。 スポンサード リンク
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